ゆるりとPNE

薬剤師国家試験に向けてゆるりと取り組んで行く

専門用語は、使わないようにと言われてはきましたよ。

今日は、こんなニュースを見つけてきました。

記事によると84.3%の人が意味がよくわからない、または違う意味に捉えているそうです。

厳しいですね。ほぼ「何言ってんですか?」ってRetweetされるわけですか。

まあ、クリニカルパスが〜。イレウスが〜。と説明されても意味わかりませんて。

平易な言葉で説明しようねと、学生の時から言われてきましたが。

この数字を見ると、努力しないといけませんね。



では、ここからが本題です。

第100回の国家試験に専門用語が出題されています。

問題 

 患者中心のチーム医療において、医療スタッフ共通の診療スケジュール表とも呼ばれるものは何でしょう?


実際の問題は四択です。



答は、9割近い人が「何言ってんですか?」ってRetweetするものです。


第101回には、出題されていませんでしたが、専門用語は、問題も作りやすいですし今後も狙われると思うのですが…。

ピンポイントで狙ってみますか?


飲み続けてはいけない薬か…

先週かな?週刊誌で「飲み続けてはいけない薬」の記事があった様で…。

不安になった患者からの問い合わせは、
無かったんですけども、まあスルーてわけにもいかないのかな?
説明するのが私の仕事だし。

雑誌は見当たらなかったので、ネットで調べましたが、メインどころが多いですね。血圧と高脂血症がある人は多いから、こういう記事は話題にもなり売れそうですね。

第三世代セフェムがリストにあったのは、ホゥと思いましたね〜。
面白いっていう答は、学生には返せないので一言だけ、
患者の不安は笑って流さない、自分の体の事だ当然の反応だよ。


避難所の感染症について

暑くなったり、寒くなったりする時期ですね〜、皆様風邪には気をつけてください。

さて、震災時の報道では、避難所にて、ノロウイルスなどによる感染症が問題になっていました。

梅雨に入り食中毒のリスクも高まりますので、現在の状況を調べてみました。

平成28年熊本地震による感染症に関するリスクアセスメント表(2016年6月10日現在)  (熊本県健康福祉部健康危機管理課・国立感染症研究所感染症疫学センター )によると、急性呼吸器感染症と感染性胃腸炎/急性下痢症がリスク3となっています。
詳しくはリンク先を確認して頂きたいですが、暑くなってくると食中毒に注意が必要の様です。

感染症の傾向は季節による影響が大きそうですね。
この時期ですとインフルエンザよりも、食中毒に警戒が必要でしょう。

ノロウイルスは、飛沫感染で広がりますから吐瀉物の管理と手洗いにより感染予防出来ますが、一般の人には、標準予防策(スタンダードプレコーション)についてどの程度認知されているものなんでしょうか?

ニーズが少ないものは、学ぶ機会も少なくなりますから…。

熊本地震から2カ月たちました

このたびの震災で、被害にあわれた皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
被災された方、ボランティアにて支援する方々どうかお身体には気をつけてください。

東日本大震災から5年、熊本地震から2カ月がたち、復興が少しずつ進んでいくと思いますが、私は震災があったことを起こるということを忘れません。

震災時の薬剤師が行うべき行動は、日本薬剤師会ホームページにマニュアルがあります。
156ページありますが、前文と付録資料はとても参考になりました。

それでは、
震災の時、電気が無い時、調剤に必要となるのは何でしょうか?



薬包紙ですね。

自動錠剤分包機や散剤分包機があると普段使うことはないですが…。
包み方覚えてますか?

働いていると使う機会が無いんですよね。

私も忘れてしまうので、毎回実習生と薬包紙の包み方を練習しています。

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これ以外にも、何パターンかあるそうです。
要は、包めさえすればいいんですけど。

備えるというわけでは無いですが、当たり前のことを当たり前に出来ることはすごいと思います。

知っている人がいたら教えて欲しいのですが、日本病院薬剤師会のロゴは、どのように包めばあの様な形になるんでしょうか?



学会は面白いね〜

先週、緩和医療薬学会に行きました。
もちろん観光付きでですけどね、浜松城面白かったです。
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三方ヶ原の合戦の拠点にしては狭いところがいいですね。どうすれば籠城出来るのだろうか?
城下町を境界線とするのかな?


まあ、薬とは関係なさそうなのでこれぐらいにしておきます。

学会の話でしたっけ。
慣れたら面白いですよ…。
慣れるには努力が必要ですけどね。
薬剤師2年目に教育講演聞きに行きましたけど、意味わかりませんでしたし酷いもんでした。

考えに考えて1年がかりで、講演の内容がわかるようになったと思います。

出来ることを増やしたくて興味本位で参加した教育講演ではありましたけど、目指すべき薬剤師のレベルを見れたことが幸運だったと思います。

なんだろう、5月病にかかったら難しそうな研修会参加してもいいんじゃないかな。
慣れた頃には、先輩たちにも引けを取らない薬剤師になっているんじゃないですかね。

「石の上にも三年」よく出来たことわざです。

1期は、実習生がいなくて書くことがありませんでしたが、ちょこちょこ書いていこうかと。
ではでは、また明日。



インターネットをやっと引きました。

ネット環境がないというのは、たいへん不便でした。

数年前にWeb2.0の言葉を本で読んだときは、そこまでなるものかなぁと思いましたが、そこまで来てしまったんですね。
はぁー、年はとりたくないものです。

さて、話は変わりますが日本病院薬剤師会の冊子を読んでいたら「薬剤師生涯学習達成度確認試験についてのお知らせ」が挟まっていました。
こちらも数年前にヤルゾとは聞いてはいましたが、今年の7月31日に試験日が決まった様です。
薬剤師免許に更新試験今のところ
任意での試験ではありますが第一回試験として受験しておこうと思います。

範囲は公開されていませんが、研修の内容を見る限り、悪性腫瘍•精神・脳神経系疾患/消化器疾患•心臓・血管系疾患/腎疾患/泌尿・生殖器疾患•免疫疾患/骨・関節疾患/血液・造血器疾患/内分泌・代謝疾患•感染症/呼吸器疾患/皮膚疾患/感覚器疾患というところでしょう。

まあ、病理の全範囲で聞いてくると思います。
薬剤師として一般レベルに達しているか自信がありませんでしたからいい機会とさせていただきます。

インフルエンザのワクチンは、毎年中身が違いますよ

インフルエンザ予防には、日々の健康管理と手洗い・うがいが重要です。
ワクチン接種も一定の予防効果を期待できると思います。
予防の為とは言いつつ、毎年ワクチンをうつことが習慣かしてきた私です。

今年のインフルエンザワクチンは、接種に来る人の出足が遅かったと思います。
今年から4価ワクチンで、少々お値段もアップし、流行も遅かった事が要因なんでしょうか?

どうして今年は4価ワクチンになったかと言いますと、国立感染症研究所の「インフルエンザワクチン株選定のための検討会議」にて、

「近年、インフルエンザの流行は、A(H1N1)pdm09およびA(H3N2)に加えてB型である山形系統とビクトリア系統の混合流行が続いており、 WHOも2013年シーズン(南半球向け)から4価ワクチン向けにB型2系統からそれぞれワクチン株を推奨している。また、米国においては2013/14 シーズンから4価ワクチンが製造承認され、世界の動向は4価ワクチンへと移行してきている。このことから、わが国においても4価ワクチン導入の是非を検討 し、2015-16シーズンよりA/H1N1pdm09、A/H3N2、に加えてB/山形系統およびB /ビクトリア系統の4価ワクチンとした。」

という事らしいです。要は流行している株B型2系統が増えたため増やす必要があったと。

毎年ワクチンの中身を変えている理由は、前シーズンの流行株や季節が逆になる南半球の流行状況を考えて選定しているようです。

毎年中身が違うわけですから、前シーズンのワクチンが余っていても使用するのは好ましくないです(去年、このような事例をニュースで見たもので)。